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二つのライブ音源 Part2


前回は、1974年9月に九段会館(東京)で収録された「天地真理オンステージ」と、1976年4月に郵便貯金ホール(東京)で収録された「私は天地真理」という2つのライブアルバムの紹介をさせていただきました。
今回は、この2つのライブ音源の率直な感想を話したいと思います。

この2つのライブのうち、どちらが好きかと問われると、真理さんファンなら「私は天地真理」と答える方が多いと思います。
完成された歌声と感情のこもった雰囲気には圧倒されますし、本当に貴重な名盤だと思います。

でも、私は、どちらかといえば「天地真理オンステージ」の方が好きなんです。
一番の理由は、「天地真理オンステージ」は心を平静にして落ち着いて聴いていられるのに、「私は天地真理」の方は、聴けば聴くほど心が痛くなり、どうしても平静には聴けないからです。

「天地真理オンステージ」の方は、淡々と曲目が過ぎていきます。
その淡々とした中に、しっかりとした歌唱と、優しく温かみのあるナレーションで、聴いていて、何か柔らかいもので包まれていくような気持ちにさせてくれます。
スタジオライブのように、録音が主目的のライブだったようで、真理さんも椅子に腰掛けて歌っていたとか。
そういった設定が、落ち着いた雰囲気を醸し出しているのでしょう。
このアルバムを聴くと、いつも私はほんわかと幸せな気持ちになり、また、当時の真理さんの環境も希望に満ち溢れていたんだと思えてきます。

一方の「私は天地真理」は、正真正銘のコンサート録音で、ライブの臨場感の中で、真理さんも気持ちがこもっているのがわかります。
声質、声の伸びやかさ、抑揚のつけ方、感情の入り方、どれをとっても、真理さんのアルバムの中ではピカイチなのではと思います。
でも、聴いていて、私はどことなく苦しいのです。
ヒット曲をメドレーで歌う場面がありますが、特に「若葉のささやき」「ふたりの日曜日」は、いつもの歌い方ではなく、必要以上にアクセントをつけたり、センテンスごとに無理に声を切ったりしています。
一般的にコンサートというものは、観客を前に感情が昂じて、それが自然と歌声に反映して、それがライブ録音の素晴らしさなのですが、このときの真理さんは、どうも無理をしているようでならないんです。、
私は、「若葉のささやき」は、暖かさや優しさの中にも、憂いを持って、しっとりと歌って欲しいし、「ふたりの日曜日」も、真理さん独特の優しさで、柔らかく包み込むように表現して欲しい。
やっぱり、真理さんには、熱烈なファンが集まるコンサートであっても、無理に動き回らず、抑揚を付けず、自分のスタイルを通して、じっくりと落ち着いて歌唱を聞かせて欲しい。
そして、聴いていて一番辛かったのは、最後に歌った「矢車草」です。
「どなたかギターを持ってください」と、客席に問いかける場面があるのですが、その声がとても細く、力がないんです。
コンサートの終盤を迎え、感極まっているのだと思いますが、とても寂しさを感じてしまいます。
歌い出しでも、真理さんには珍しく音程がずれ、「心ここにあらず」といった感じで、聴いていて感動するというよりも、ついつい心の中を探ってしまうのです。

私のような捉え方は、真理さんファンの中では少数派だと思います。
「私は天地真理」は、とても素晴らしいアルバムだと思います。
この頃は「矢車草」をリリースした時期であり、もうすぐやってくるリタイヤのことを考えると、真理さん自身の精神的な部分も、いっぱいいぱいになりつつあったのかなぁ、なんて考えてしまいます。
いつもは見せないほど極端に楽しそうに表現している真理さんの声を聴くと、ますます心が痛くなってくるのです。

考えすぎでしょうかねぇ

では、今回の一曲です。
「天地真理オンステージ」に収録されている「愛する人に歌わせないで」です。
森田公一さんが作詞・作曲し、いろいろな歌手が歌っていますが、オリジナル歌手は森山良子さんでしょうか。
とても悲しく切ない曲ですが、真理さんの天使のような歌声でとれも癒されます。
心が苦しいときに希望と安らぎを与えてくれる曲で、私のお気に入りのうちの1曲です。
98junyugoさんのコンテンツを引用させていただきました。<(_ _)>

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